「英語が使える日本人」

読了。著者は第一線の顔ぶれ。今までこの方々が主張されていたことを再確認。そんな簡単に英語がものにできるはずはない、という「常識」を貫いている。どこかで誰かが「早期」からやれば簡単に身につくと唱えはじめ、その結果、小学校での英語教育が始まろうとしている(実際始まっている)。学習指導要領の改訂を含めて、もっと教師が声を上げてもいいはず。

過去ログ(http://d.hatena.ne.jp/oliver124/20090306)でも書いたが、何か本来教育とは違う考え方が教育の世界に入り込んできているように感じる。それにしっかりと抵抗していかないと、取り返しのつかないことになりそうな予感・・・。若い先生方の中には、効率重視、のような考え方の人が増えてきているような気がしているので、より一層危機感が募っている今日この頃。