2010-01-18 日本語をみがく 高橋泰邦 『日本語をみがく翻訳術―翻訳上達の48章』 (バベルプレス、1994年) 読了。翻訳家である筆写の翻訳に対するこだわりがひしひしと感じられた。 英文から場面をイメージし、それに合った日本語をつけること。 好きな作家の小説を筆写すること 日本語の感性をみがくこと コト・モノに注意し、情景描写を軽視しないこと など、普段自分が何気なく使っている日本語も考えさせられた。教科書を訳す際に、本当にその場面に合った日本語にしているか、今一度自分に問いかけたい。