セイゴウ本

読了。著者のことは全く知らなかった。ただこの人の本の読み方は半端でない。ものすごい量を読んでいる。

  • 読書って二度するほうがいいんです。同じ本をね。というのは、読書にはその本のこととはべつに、いつ読んだのか、どんな気分で、どんな感受性のときに読んだのかということが、密接にかかわっている。道中がくっるいている。...読んだ本の感想を書くには、このことを無視できない。(p.14)
  • 読書は「鳥瞰力と微視力」が交互に試される。(p.48)
  • ... 理解できるかどうかわからくとも、どんどん読む。自分の読書のペースなどわからないのだから、読むながらチェンジ・オブ・ペースを発見していく。自分にあう本を探すより、敵ながらあっぱれだと感じるために本を読んだっていい。むしろ、そういうことをススメたい。(p.76)


とにかく、読書が字面を追って理解するだけでないことを知った。「分からないから読む」。このことを減点していこうと思う。