駅伝

今年の箱根駅伝は、全体的に力が拮抗していて非常に面白かった。そんな中、初優勝した東洋大学は選手のいろんな意味での気持ちが、走りに出ていたような気がする。本当におめでとうと言いたい。

しかし、この優勝に関するマスコミの姿勢に疑問を感じた。優勝した東洋の強さ、選手の育成などに焦点が当たることは少なく、事件のことばかり報道されている。また、準優勝の早稲田の報道が多いのも、早稲田ファンの多さなのか、報道に早稲田関係者が多いのかわからないが、そちらにスポットが当たっているような印象を受けた。


そんな中、次の本を読了。

冬の喝采

冬の喝采

陸上の先輩に勧められて読んだ。まず驚いたのは、作者の怪我と忍耐強さ。丸3年以上怪我でシーズンを棒に振っても諦めず長距離に取り組む姿勢に感銘を受けた。また、中村監督という方がこんなにも強烈な人だとは思わなかった。


指導の上でも参考になる点が多かった。「努力は無限の力を引き出す」という中村監督の言葉を覚えておきたい。また、インターバル方式とリディアード方式とがあることも知った。長距離の陸上に携わって2年。まだまだ駆け出しだが、トレーニング方法などの勉強もしていこうと思う。