いろんな動き


人の体は若いうちにいろいろな動きをしておいた方がいいらしい。当たり前といえば当たり前だが、これはトレーニングにも言えるようだ。シーズンが始まると自分の種目に的を絞った練習になる。当然技術的、戦術的練習も多くなる。試合に備えるのだから、当然といえよう。だからこそ、冬のオフシーズンには自分の種目とは全く遠い動きをしたり、普段使わない筋肉を鍛えたりすることが重要なのだ。


この話を聞いて、なるほどと思った。短絡的に結果だけを追い求めても結局は身にならないのだ。英語についても同じことが言えよう。TOEIC対策として様々な本があり、攻略法と称してテクニックのみを追求する本もある。一直線に目的に向うだけではダメなのだ。何度も遠回りをして、失敗をして、十のうち七くらいの無駄があって初めて三がきっちりと脳に刻み込まれ、体に刷り込まれていくのである。


翻って自分は子どもたちにそれを求めているか。彼らはしっかりと身についているか。もっと根本から見直し、組み立てていかないと、結局はこちらが「短絡的に」結果だけを求めることをしてしまうことになる。今の自分の取り組みは何のためか、その活動はどこからきて、どこに繋がっていくのか。普段読んでいるブログからの影響が強いのかもしれないが、もう一度見直していきたい。