誤訳

  • 越前敏弥 『越前敏弥の日本人なら必ず誤訳する英文』 (ディスカヴァー携書、2009年)

読了。恥ずかしながら、何度も間違えた。まだまだ英語力がないことを痛感。大学受験レベル(と言ってもピンキリだが)を完全に超えていないことを再確認。大学受験の最高峰でも十分に太刀打ちできる力を備えた上で、ものを言いたい。伊藤和夫本を見直し、金メダルまで再度こなすことで、地力をつけていこうと思う。

  • これは持論ですが、読むスピードというのは、同じ文章を2度読んだときにつくと思っています。なぜなら、先の予測ができるから。1度読んだものを、半分は覚えていて半分は忘れているような状態のときに、つまり3か月ぐらい間を置いて読みなおすのが、最も効果的だと思います。そういうことをさまざまなテキストを使って何百と繰り返すうちに、たとえ新しい文章であっても、ある程度先を予測できる力がついてくる。テーマやボキャブラリー、構文、話を展開していく論理構成など、あらゆる面で蓄積ができるからです。読むスピードをつけたいなら、゛二度読み″をたくさんこなすことをお勧めします。(pp.128-129)


「2度読み」とは頭では理解していたが、その重要性を再認識。自分のテキストでも実践あるのみ