英作文眼的読書

最近、本と言えばGraded Readersを読んでいる。子どもらに薦めるのに、まずは自分が読んでいないと話にならないからだ。Startersレベルを読んでいるときには、どうしようもなかったが、Level 3・4 くらいになるとそれなりにストーリーもあり、面白い。英文も簡単な単語でここまで表現できるのかと驚く。「英作文眼による平素の多読と精読」(英語ニューハンドブック)と言ったのは長井氏政だったか。そのような視点で、興味深い表現をストックしておこうと思う。


最近読んだのは、


The Three Strangers and other Stories (Oxford Bookworms Level 3)
Wyatt's Hurricane (Oxford Bookworms Level 3)
Dr Jekyll and Mr Hyde (Oxford Bookworms Level 4)


など。少しさぼっていた多読を再開していこうと思う。早くこのシリーズを終えて、原書を読みたい。学生時代が懐かしく思えてくる。



そういえば、英作文についてこんなことがあったのを思い出した。

  • 作文に必要なusageの知識は参考書その他から得るのが手っ取り早いにちがいないが、できれば本をたくさん読んで自分で学ぶようにするのが本筋であろう。(『和文英訳研究』山田和男 研究社、1986)

多読と精読を積んでこそ、自分の使える英語の幅が広がるのだろう。まだまだ、道は遠い。